妊婦が風邪をひいた時の薬の処方はかかりつけの産婦人科が安心

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ドキドキ・ワクワク、初めての妊娠。

妊娠をしたら、タバコやお酒は控えるべきという事だけはなんとなくわかるものの、その他一体何にどう気を付けて生活すればよいのかわからず戸惑ってしまいますよね。

妊娠中に気を付けるべき事の1つとして、『薬の服用』が挙げられます。

「そもそも妊婦は薬を飲んで良いのか」
「服用できる市販薬、漢方薬はあるのか」

など気になりますよね?

この記事では妊婦が風邪になった時の薬の処方、市販薬を飲んでもいいのかなどを詳しく解説しています。

 

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妊娠中に風邪を引いたら薬を飲んで良いのか?

妊娠中は急激な体の変化によって免疫力が弱まるので、風邪をひきやすくなります。

妊娠前は風邪薬を飲んで対処していたという方も多いのですが、お腹の赤ちゃんのことを考えると薬の影響が心配になりますよね。

お母さんが風邪をひいたとしても、風邪そのものがお腹の赤ちゃんにうつることはありません

しかし風邪をこじらせ、何日も熱や風邪の症状が続いてしまうと、お母さん自身の体がつらくなってしまいます。

薬の種類にもよりますが、薬による時期別の胎児への影響は一般的に次のようなものがあります。

妊娠4週~7週

心臓や中枢神経、手足など胎児の大切な器官の形成が始まるのが、この妊娠4週頃といわれています。

薬にもよりますが、奇形などの影響が最もあらわれやすい時期のため、自己判断で薬の服用をすることは控えましょう。

 

妊娠8週~12週

妊娠4週~7週の主要器官の形成は終わっていますが、赤ちゃんの生殖器や口蓋が形成されている時期です。

薬の服用による*催奇形性(さいきけいせい)について引き続き注意が必要です。

*催奇形性・・・妊娠中の女性が薬物を服用した際に、胎児に奇形が起こる危険のこと。

 

妊娠13週~出産

奇形などの影響よりも、胎児の発育抑制や子宮内胎児死亡などのリスクが考えられる時期です。

市販の風邪薬に含まれることのある『イブプロフェン』という成分には、胎児の動脈管への影響が報告されています。

 

このように、妊娠中はどの時期も薬による赤ちゃんへの影響が懸念されます。

まずは、手洗い・うがいを徹底するなど、風邪予防に努めることが大切です。

風邪気味のときはすぐ薬に頼るのではなく、食事と睡眠を十分にとり、出来る限り身体を休めるようにしてください。

風邪の症状がつらい時は、市販薬ではなく、必ず医師に処方してもらいましょう。

 

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受診科は内科?産婦人科?

では風邪の症状がつらい時に、妊婦の方は何科を受診すればよいのでしょうか。

まずはかかりつけの産婦人科の主治医に診てもらいましょう。

産婦人科で処方される薬であれば、安全性も高く、妊婦さんも安心して服用できます。

更に、主治医は妊婦と胎児の状況をよく把握しているので、母体の体調や母体に合った適切な薬を処方してもらえます。

もしも病院で受診したいものの、何らかの理由でかかりつけの産婦人科に行けない場合は、内科を受診しましょう。

その際に必ず、【妊婦であること】そして【妊娠週数】を医師に伝えてください。

妊娠週数によって異なる薬が処方されるケースがあるからです。

内科で受診したとしても、妊婦でも安心して服用できる薬を処方してもらってください。

また、病院で処方される薬はその個人個人の状態や症状に合わせて作られているものに対し、市販の薬は万人向けに作られているものです。

絶対に飲んではいけないということではありませんが、妊娠中は市販薬の服用は避けることをお勧めします。

風邪だと思っていても、実は別の病気だったという事もあり得ます。

症状が気になった際は自己判断せず、産婦人科を受診することが風邪を早く治すための一番の近道になりますよ。

漢方薬は大丈夫という誤信

妊娠中、「漢方薬であれば飲んでも大丈夫だ」と思っている方も多いですが、実は妊娠中の漢方薬の服用に関する安全性はまだ確立されていません。

漢方薬にはたくさんの種類があり、症状によって使い分ける必要があります。

また、妊娠中または妊娠している可能性のあるときに服用すべきでない生薬は次の通りです。

大黄(だいおう)、 芒硝(ぼうしょう)

子宮収縮作用がある。

 

桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)、紅花(べにばな)、牛膝(ごしつ)

流早産の危険性がある。

 

麻黄(まおう)

麻黄のエフェドリンは胎盤を通過すると考えられていて、胎児心拍が増加する可能性がある。

 
漢方薬も市販のものではなく、薬剤師や医師に処方されたものを服用するようにしてください。

まとめ

体を温める食事やたっぷりと睡眠をとるように心がけるなど、妊娠中は風邪の症状をまず自然治癒していく事が理想です。

しかし風邪の症状がひどくなかなか治らない場合は、かかりつけの産婦人科(産婦人科に行けない場合は内科)の主治医に相談してくださいね。

市販の風邪薬は種類も豊富に販売され手軽なため、ついつい頼りがちですが、妊婦さんにとっては注意が必要なものもあります。

自己判断で薬を選び服用することはせず、どんな薬であれ≪飲む前に医師や薬剤師に相談する≫、できれば≪医師に処方してもらう≫ことが大切です。

規則正しい生活で風邪を予防し、お母さんも赤ちゃんも元気に過ごしてくださいね。

 

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