新生児が頭を強打!!すぐに病院に行くべき症状とその場でできる対処法

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赤ちゃんが産まれてすぐの新生児期には、自分では動くことができないため、基本お母さん・お父さんと移動することになります。

さらに新生児はまだ寝返りやハイハイができないので、目を離したすきにケガをしているという事は滅多にありません。
しかし赤ちゃんに手足の力がついてきた頃から、お父さんとお母さんはさらに注意が必要となります。

抱っこをしている最中に赤ちゃんがぐずり暴れることで、お母さんの手からすべり落ち地面に頭を打ってしまうケースや、赤ちゃんを抱っこしているお母さん自身が足を滑らせて、赤ちゃんも転倒してしまうというケースは非常に多いのです。
赤ちゃんが頭をぶつけてしまった時、赤ちゃんが大丈夫かどうかとても心配になり、親はパニックに陥りがちです。

今回はそんな時落ち着いて対処できるように、病院に行くべき症状の見分け方やタイミングなどを紹介していきます。

 

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 新生児の頭

まずは、新生児の頭が大人の頭とどのように違うのか見ていきましょう。

新生児の頭囲(頭の周囲の長さ)は約33.5cmで胸周りよりも大きく、4頭身と頭が大きいことが特徴です。

脳の重さは大体330~360gほどで、頭が大きく重心が上にあります。
生後3~4か月頃までの赤ちゃんは首がすわっておらず不安定な状態です。

しっかりと頭を支えておかないと、ふとした瞬間にバランスがとれずカクンと頭を周りのものにぶつけてしまう危険性があるのです。

脳の発育に合わせて頭囲も増加し、生後1年間で頭囲は約10㎝増加し、大人の脳の80%が完成するのです。

経膣分娩(けいちつぶんべん)で頭から産まれた赤ちゃんは、狭い産道を通るときに頭が圧迫されて頭の形が変形することがあります。
しかし大抵の場合は、産後1週間ほどで変形した頭の形は、元の丸い形にもどるようになっています。

このように発達途上の赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかく、ある程度の衝撃を吸収するようになっていますが、しばらくしてから症状が出る事もあるので注意深く赤ちゃんの様子を観察することが大切です。

頭を打った時に起こること

赤ちゃんの頭蓋骨はまだ柔らかく衝撃を吸収するようにできているものの、形が変わりやすいので外からの衝撃で思わぬ脳損傷(のうそんしょう)を引き起こすことがあります。
では、赤ちゃんが頭を打ってしまった時に考えられるリスクには一体どのようなものがあるのでしょうか。

起こる可能性のある外傷としては、大きくわけて次の4つがあります。

脳のダメージ

脳震盪(のうしんとう)脳挫傷(のうざしょう)など。

軟部組織の損傷

こぶ頭皮下出血など。

頭蓋骨骨折

線状骨折(せんじょうこっせつ)頭蓋底骨折(ずがいていこっせつ)陥没骨折(かんぼつこっせつ)など。

頭蓋内出血

硬膜外血腫(こうまくがいけっしゅ)硬膜下血腫(こうまくかけっしゅ)脳内出血など。

 

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病院に受診すべき症状

 

すぐに病院を受診すべき症状

次の症状が見られた場合、迷わずすぐに救急車を呼び、脳外科を受診しましょう。

・意識がない(意識がもうろうとしている)

・頭を痛がって(不機嫌になって)吐き始めた

・けいれんを起こした

 

様子を見て受診すべき症状

時間外でない限り救急車とまではいかずとも、赤ちゃんにこれらの症状が出た場合もなるべく早く脳外科を受診してください。

・手足の動きがおかしい

・顔色が悪い

・哺乳力の低下

・左右の瞳の大きさが違う

・元気がない

・頭囲拡大

・ぶつけた箇所からの出血(清潔なタオルやガーゼで早めに圧迫止血してあげましょう)

 
脳外科を受診すべきかどうか判断できない場合は、小児救急電話相談(#8000)に問い合わせて相談してみてください。

その他

上記のような病院で受診すべき症状は見られないものの、赤ちゃんの頭にたんこぶができていたり、泣き止まなかったりする場合は以下の対処法を試してみてください。

たんこぶができている時

たんこぶに外傷や出血がないかを確かめたうえで、該当箇所を冷たい濡れタオルやガーゼで冷やすようにしましょう。

体を温めてしまうと血流が促進され、たんこぶが悪化することがあるので、その日の沐浴や入浴は避けてください。

泣き止まない場合

赤ちゃんが頭を打った衝撃に驚いて泣き止まない場合、手を握る・優しく抱いて「大丈夫だよ」と声をかけるなどして、赤ちゃんを落ち着かせてあげましょう。

どうあやしても全く泣き止まない場合は、何らかの異変が赤ちゃんの身体に起きている可能性があるので、病院を受診しましょう。

まとめ

赤ちゃんが頭を打ってしまった時は、まずは冷静に24時間赤ちゃんの様子を注意深く見てあげることが大切です。

24時間経過しても、赤ちゃんが元気で意識状態にも特に問題がなければ、ひとまず危険な時期は過ぎたと考えても良いでしょう。

しかし時間が経ってから症状が現れるケースもあるので、頭をぶつけてから2日ほどはいつもよりもさらに赤ちゃんの様子を気にしてあげてください。

危険の種はどこにでも転がっています。

「取り返しがつかない」なんてことにならないように、ありとあらゆる転倒の危険性から大切な赤ちゃんをしっかりと守り、事故防止に努めましょう。

それでも赤ちゃんが頭をぶつけてしまった時は、なるべく冷静に対処するように心がけてください。

 

 

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